子どもたちは立ち読みも含めてたくさんの雑誌を読んでいることでしょう。
ある時は漫画本。ある時は父親の持ち帰る週刊誌。ある時は回し読みのポルノ雑誌。
その中に釘付けになる広告があります。
包茎手術を奨める広告です。
『
皮をむいたら、一皮むけたいい男になった』『皮をむいて、一つ上の男になろう』
『包茎は前立腺ガンになる危険があります。早く治療しましょう』『あなたも包茎を治して、もてる男になろう(タートルセーターを鼻まで被っているもてない男性としっかり首を出して女性に寄りかかられている女性の写真
)』
こうした広告が雑誌に掲載されるようになってから、思春期の男の子がアルバイトで稼いだお金で整形外科で包茎手術を受けるケースが増えています。我が子の包茎に思い悩む母親も後を絶ちません。『包茎は女にもてない・包茎はセックスが出来ない・性病になる』など何の根拠もない悪質な広告のために知識のない女性(男性の包茎を気にしたり、幼い我が子に包茎手術を受けさせたり)までが犠牲者となり、また治療の必要のない仮性包茎の男性までが手術の対象になっているのが現状です。日本人の約7割の男性が仮性包茎なのにです。
包茎手術など施されていなかった時代の男性はそれでもちっとも困ったことなど無かったはずです。
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。
仮性包茎はむいて洗うという日々の生活習慣さえきちんとついていれば、不潔にもならず決して病気にはなりません。真性包茎も幼児期からむいて洗う習慣がついていれば、徐々に亀頭が顔を出し始めます。
思春期になってからでも遅くありません。成長期にはペニスも成長するので、包皮がむけやすくなるのです。成人になっても真性包茎のままの人は
0・5%にも満たない数です。仮に包皮がむけなくても、治療は包皮を切り取る手術ではなく、癒着した亀頭部分と包皮の間を器具を使って剥がしていく療法があります(どの泌尿器科医もこの療法を用いてくれるわけではありません。手術の方が明らかに病院の収入が上がりますから…)。包皮は敏感な亀頭を守る役目をしていることを忘れないで欲しいと思います。
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