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研究所 相談員 文・イラスト 佐藤 晴世 |
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| (7)幼児虐待A | ||
| 前回に続き幼児虐待について…。 その後も児童虐待が連日報道されています。 そして、虐待した多くの親も幼いときに、養育者から、暴力や、ネグレクト、性的虐待を経験していると、報道されています。 もつれた糸 こんな、悲しい親子間連鎖のくさりは、断ち切って、せめて我が子には、あんな辛い体験はさせたくないと思いつつも、大声で泣き続けり、たくさんのいたずらや、手づかみの食事、おもらし、おねしょと子どもは次々、親の手がかかることをしでかします。 そんな時、むかし、自分が同じ事をしたときに、ののしられたり、つねられたり、突き飛ばされたことが、ふいによみがえり、自分の中の抑止という蓋が吹き飛ばされてしまうのです。心の中の傷という傷が、もつれた黒い糸のように絡まったまま、胸の中に広がっていきます。
このもつれた糸を、ゆっくりゆっくりほどいていく作業をして、自分は悪くなかったこと。自分の親もとても辛かったこと。誰かが助けてくれれば、自分はこどもを愛して、大切に育てることができるということに気付けば、きっと、どの人ももっと子育てを楽しめるのにと思います。
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自分の本能を信じて |
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| それよりも、たくさんの楽しみをちりばめた一日になるようにしたいですね。 お行儀よく、完璧な子育てなんて、だれにもできないのですから、気楽に、自分流に、そして自分の動物としての勘を信じて…と、私がそのことに気づいたのは3人目を産んでからです。 今のように一人か二人しか産まない時代には、どうしても、その子だけを完璧に育てようと思いすぎて、それがまた、とても辛かったりするんですよね。
今、各地の自治体でも子育て支援が進んできました。完璧なものはまだ少ないかもしれませんが、 お母さんどうしのつながりを持てるような、遊び場をセットしたり、ストレス解消のための「子ども一時預かり保育」、悩みを聞いてくれる「無料カウンセリング」がだんだん充実してきました。 地域の保健所や市役所、健康センターなどに電話をすると、親身になって、相談にのってくれる保健師さんや保育士さんがいるものです。
同じ辛さの中で、子育てをしている人がたくさんいることを頭の隅に置いて、心配なこと、悩み事、育児の疲れに押しつぶされそうなときがあったら、 子どもの虐待防止センターに電話してみるもいいのでは、丁寧に相談にのってくれます。
次回は、ことばの獲得について考えたいと思います。
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感想・ご相談
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