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bS |
| 研究員
岩淵 成子 |
「エロチカ」を楽しんでみませんか ー アダルトビデオの効用 ー 「いつまでも居ると思うな母と妻」を心に刻み自立した男になる
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一時期「主婦の定年制」が言われていました。その後立ち消えになってしまったようですが、私は今でもこれを提唱したいと考えています。 熟年離婚の一つの理由に「いつまで主婦をやらせるの。もういや ! 」があります。 定年までは「稼ぎに行っている夫」を支える主婦にも意味がありますが、定年後家でブラブラしている夫を主婦として支える意味はなくなります。それにもかかわらず以前と同様主婦を要求すれば、「もういや ! 」と出て行きたくなるのは無理からぬことと考えますがいかがでしょう。
「夫婦」として一生連れ添うのが古今東西の世界的理想ではありますが、主婦は「役割分業」として作られ、日本では高度成長期を支える政策として定着した「制度」にしかすぎません。夫婦として添い遂げるためにも主婦には定年制をしいてはいかがでしょう。 今は60才定年が一般的ですから、それにならって主婦も60才定年としてはどうでしょう。定年になったら「役割分業」としての主婦は居なくなるわけです。つまり、夫も妻もそれぞれに「生活自立」をするのです。 もちろん、自立した後に二人が助け合うことは止めるべきことではありません。それぞれのケースで最良の道を選べばいいことです。
生活自立で最大のハードルは「料理」だと考えます。今までお湯も沸かしたことのない夫に、お湯を沸かしてインスタント食品を食べさせるのが一苦労という、共働き33年の私には目が点になり、夫の同僚から「よく我慢している」と言われた理由が改めて分かりましたから、これはハードルというより「壁」と言うべきかもしれません。 しかし、「案ずるより生むがやすし」とか「たたけよ。さらば開かれん」と言われるように、やってみればできるものです。今は、「男の自立」が叫ばれている時代ですから、いくら頑固親父でならした方でも「時代の風」には勝てません。案外あっさりと承知してくれるのではないでしょうか。 しかも、その気になれば、公民館などで主宰する「男の料理教室」など、自立を助ける手だてを行政やら、ボランティアやらが取ってくれているご時世です。 妻に教わるなどは男のこけんにかかわると渋っている夫を動かすことができます。しかも、今時の「デキナイ主婦」向けに「キムチの素」「浅漬けの素」「鍋のつゆ」などと、材料さえ用意すればそれなりの味を出してくれる「お助け食品」が数々出回っていますし、冷凍野菜なども豊富です。その上、「卵スープ」だの「わかめスープ」だのというインスタント食品も豊富ですから、一汁一菜に香の物というメニューを常用する限り、自分では一つだけ調理すれば何とか形がつくというありがたい時代です。
上記のことは、人ごとではなく私の体験からの実感です。子どもは皆おとなになり「個食」をする「ホテル家族」の数年間、居候を決め込んでいる息子に「主夫」を任せて、ほとんど料理をしていなかったのですが、「主夫」が体調を崩してしまったのでこの頃は「主婦」をやる羽目になりました。そこで実感したのが数々の「お助け食品」でした。食欲の落ちた息子に何とか食べさせたいとの熱意を持つと、お助け食品にも支えられて料理の嫌いだった私でもだんだん「作る喜び」を感じられるようになりました。 お湯を沸かしたこともない男でも、「ものを作る喜び」をもっていれば必ず料理にハマると確信します。 日本の夫婦のほとんどは男性が年上だということも60才定年可能な理由です。つまり、男性が60才で定年になっても「主婦の定年」には後2、3年以上あるので、その間に自立の準備ができます。 リタイア後は時間がたっぷりありますから、公民館の料理教室に通うのは定年後でかまわないわけです。料理教室に通うことで新しい人間関係が作れるという「副効用」もあります。定年後の長い人生を家にこもらず、地域で生き生き活動できるきっかけになるかもしれません。レパートリーが増えてやる気もまんまんになった頃、妻が「主婦定年」を迎えるわけです。焦る必要はなくマイペースで進めてちょうどよい時間があるでしょう。 60才で「新しいことに挑戦する」のは楽しいものです。しかも、それで生計を立てねばならぬとか、失敗したら家族がどうという心配は全くないのですから、気楽に気長にできます。そのうえ、相手が死ぬまで一緒に楽しく生活できる道なのですから、やることに希望があります。 「主婦の定年制」は、夫婦円満のもとと考えますがいかがでしょう。
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