2007年度からの「年金分割制度(夫が納めた保険料に対応する年金分を最大で
半分まで妻に分割できる)」開始を
前に、俄然
“熟年離婚”がマスコミの脚光を浴び出しました。
松坂慶子・渡 哲也主演のテレビドラマ「熟年離婚」
が高視聴率を上げ、「大離婚時代来る!」の大見出しがある日の夕刊紙の一面に デカデカと踊っていたり、中高年女性誌『ゆうゆう』(主婦の友社)は、かなりのページを取って「あなたは熟年離婚を考えたことがありますか?」の
特集を組んでいます。
ちなみに、熟年離婚についての読者アンケートの結果は、「全く考えない6%」「ほとんど考
えない 16%」「よく考える35%」「ときどき考える43%」。なんと八割の妻が離 婚を考えているというのです。
その理由のトップは「夫の横暴、ののしる、人格否定、暴力」。直接的な暴力は少なく、「心ない言葉に傷つく、
妻の意見を無視する」といった回答が大多数であったとか。
私のところにも、そうした状況についての悩み相談、新聞などの取材や講演依頼が増えています。
“心の距離は、からだ(性)の距離”“もう一度、夫婦の出会い直しを”など、中高年の性・生についての私の考えは、『セックス抜きに老後を語れない』(河出書房新社)『高齢恋愛〜ラストラブをもとめて』(同)『老いてなおステキな性を』(かもがわ出版)の中ですでに述べておりますが、来年の大離婚時代を前に、『60歳からの豊かな性を生きる』(河出書房新社)を8月に出版しました。
セックスしたいけれど相手がいない−世の中にセックスレスが横行するかたわらで、伴侶の死や離婚などで性的な機会に恵まれない人達が多く存在しています。そうした方たちに、どう向き合い、どう語ったらいいのか
…。
性の問題は、しょせん、誰も身代わりになってくれない自分自身の生き方の問題。私としては、かなり、思い切っての見解をこの書のなかで述べたつもりです。
ご意見、ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
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